あの日君に恋をして 胸の中が踊りだす

やっぱりアイドルが好き!

きっと私は何度も三宅健の虜になる

 
 
 遅ればせながら、「V6 LIVE TOUR 2015 ― SINCE1995〜FOREVER ―」本編を見た。ライブに参加出来ていない私にとって、このDVDは刺激が強すぎた。V6をさらに愛してしまう惚れ薬を目から耳から吸収してしまったようだ。
 ライブ全体を通しての感想も残しておきたいのだが、どうしてもその前に、この気持ちを綴っておかないといけないと思う。
 
 
 岡田准一からV6を知り、早々に長野博担当としてV6を応援していくことに決めた私。だが、私はいつでも三宅健の虜である。
 
 三宅さんは、いつだってアイドルを究めてくれている。にこにこ健や三宅健のラヂオ、雑誌でのインタビュー…常にファンのことを考え、ファンのためにと皆が望む三宅健というアイドルを私たちに提供してくれている。
 
 メンバーとの関わり方もそうだ。距離が近いというのは三宅さんの元々の性格もあるかもしれない。だが、それをやめないでくれているという事実。ビジネスだとしても、肩を組み、膝に座り、抱きつき、井ノ原快彦とキスをする。これは「ファンが求めているから」と、ラブセンで森田剛を恋の相手に選んだことからも分かるが、三宅さんはファンの心理を理解し、アイドル三宅健を作り上げてくれているのではないか、と思う。
 
 そして、ライブでもそうだ。言葉だけでなく、歌で、ダンスで、仕草で、目線で、魅せてくれる。初めてセクバニコンDVDを見た時、岡田准一が好きだった当時の私は、三宅健のアイドル性にとても惹かれたのを覚えている。森田剛にも似たものを感じたが、彼の場合「滲み出てしまっている天然物の色気」のように感じた。三宅さんに感じたのは「作り出された完璧なアイドルとしての輝き」である。初めてステージに立つアイドル三宅健を目にした時から、私は三宅さんの虜である。
 
 そして今回、フォエバコンを見て改めて実感した。三宅健は凄い、と。私はライブDVD初見時はグループ全体を見るために特定の人物だけを目で追いかけない、というルールを作っている。しかし、ライブも中盤になってくると私の口から「健くんかっこいい…」と零れた。いつの間にか、カメラに抜かれる三宅さんのアップにくぎづけだった。
 鑑賞前「やっぱり剛がいちばんだよ〜」と言っていた母でさえ、私と同じようなタイミングで「健はほんとにキラキラしてて、かわいいね」と零していた。
 まるで2次元から出てきたかのようなビジュアル。真剣な表情で男らしかったかと思えば、キラッキラの笑顔で可愛く跳ねる。楽曲ごとに三宅健はその姿を変化させる。他のメンバーがそうでないわけではない。単純に、三宅健が凄すぎるのだ。
 
 そしてDVDが終わる頃には、三宅健の虜になっている私がいる。1度ではない。何度もである。
 
 
 
 これからライブに参加できる日が来るとして、長野さんのうちわを持ちながら、目の前に現れる三宅さんに見とれてしまうだろう。そんな未来が見える気がする。そんなに三宅さんが好きなら三宅さんのうちわを持つ三宅担になればいい、と思うだろう。だが、私は三宅担になれない。なぜなら、私は長野博を理屈ではなく好きになってしまっている。何故?と聞かれても「長野さんだから」としか答えられないダメなファンである。
 こんなに三宅さんのことを語っておきながら、何を言うのかと思うかもしれないが、私は長野さんの笑顔を見れば何だって出来てしまうくらいには長野さんのことが大好きである。
 
 
 V6は6人全員がそれぞれ魅力的なアイドルである。長野さんの笑顔が輝き続ける限り、長野担としてV6のファンであり続けたい。その過程で、私はきっと何度も三宅健の虜になるだろう。でも、私は三宅担にはならない。なれない。私にとって三宅健とは、担当という言葉では言い表せないくらい、特別な存在になってしまっているのだから。
 
 
 自担がいると言えど、「自担以外のメンバーが好きではない」というV6ファンを今まで目にしたことがない。(私のファン歴が浅いからかもしれないが…)
 そんなV6が誇ってくれるV6ファンの一員として、私はこれからも長野担として、三宅健の虜になり、V6を応援し続けていきたい。
 
 
 
P.S.
 三宅担が三宅さんを崇めているのはもちろんだが、三宅担ではない人が、三宅さんを崇めていることが多い気がするのは私だけだろうか…