あの日君に恋をして 胸の中が踊りだす

やっぱりアイドルが好き!

2次元アイドルを追っかけていた私がジャニーズアイドルと出会う

 
 
 2016年になり、昨年「ジャニーズ」という新しいフィールドに足を踏み入れたことをブログに記しておこうと思い、遂に、読み専だった私は、「はてなブログ」への登録を決意した。
 
 2015年の自分のツイートを遡るとこんなものあった。
 

 

 この日の付近に何があったのか、まだ記憶も新しい。映画「図書館戦争」の地上波放映である。日頃テレビといえば、朝の情報番組と深夜アニメくらいしか見ない私が何故「図書館戦争」を見ていたのか。それは私が追いかけていた(実際は今現在も追いかけてはいる)二次元アイドルST☆RISHが関係してくる。
 ST☆RISHとは、アニメ「うたの☆プリンスさまっ♪」(うたプリ)シリーズに登場する7人組アイドルユニットである。私はかれこれ4年近く一十木音也くんの担当を名乗っている。音也くんの話をしだしたら、脱線することが2000%決まっているのでこの話は一旦置いておこう。
 さて、何故ここから「図書館戦争」視聴に繋がるのか、二次元界隈に詳しい方ならもう察しているかもしれないが、もう少し詳しく語らせて欲しい。なんせ初ブログということで、テンションが上がっている。
 話を戻すと、うたプリの世界にはST☆RISHの先輩ユニットQUARTET NIGHTが存在する。そのメンバーの1人であるカミュ先輩のCVを担当している前野智昭さんの新規ファンだった私は彼の過去出演作品を漁りにあさっていた。「前野智昭を語るならアニメ図書館戦争を見ろ」との天からのお告げもあり、アニメを視聴しようと思っていた矢先の、実写映画の地上波放送だったのである。原作も読んでいない、アニメも見ていない、なのに実写を見てしまって良いものかと数秒考えたが、TVの前で待機している私がそこにはいた。2015年10月4日(日)に映画「図書館戦争」TV特別版、翌5日(月)に「図書館戦争 ブック・オブ・メモリーズ」視聴し終わった私は遂に出会うのである、運命の相手、そう、岡田准一さんと。
 
 私が「この人と結婚したい」と母に連絡を入れるほどハマっていた前野智昭さんが担当しているキャラクターである堂上教官を、実写版で演じていたのはV6の岡田准一さんという方だった。時間を空けることなく私には第一次岡田革命が起こり、先ほどのツイートに辿り着くのである。長年のヲタク生活から、私は岡田さんが映画「図書館戦争」の続編公開のため宣伝出演される番組を録画、編集、プロテクトし毎日を楽しんでいた。幸せを感じていた。
 そして関係者の策略に乗っかる感じで映画「図書館戦争」の続編を見に映画館へ足を運んでいた。あの日のことは鮮明に覚えている。隣に座る彼にドン引かれたことを。第一次岡田革命が起こっている私にとって大きなスクリーンに映し出される岡田さんは刺激が強すぎて、二ヤついて震えている口元を隠すのに必死だった。この気持ちは音也くんを思う気持ちに似ている、そう、恋なのだと認めるしかなかった。私は人生を共に歩んでいこうと誓いあった音也くんに深々と頭を下げる覚悟をした。おっと、隣には彼がいた。音也くんに80%と彼20%の割合で謝罪ながら帰路についた。
 
 好きな人ができたらその人について調べ尽くすのが私のヲタク道。ということで、岡田さんのファンになるなら、V6というグループのことをしらなくては、とヲタクのマストアイテム「ニコニコ動画」等を活用し着々とV6のオカダさんにハマっていた。
 そんな毎日を送っていくうちに、私の目はオカダさんだけでなくメンバー全員に向けられるようになっていた。バラエティ番組を見れば、V6ってこんなに面白い人たちの集まりなんだ!と涙を流し、歌番組を見れば、V6ってこんなにカッコイイ人たちの集まりなんだ!と涙を流した。
 音也くんを好きになった時とは少し違う、私はV6という、ひとつのグループが大好きになった。ST☆RISHというグループが嫌いだったわけではない。だがST☆RISHの一十木音也だから好きというよりは、私は一十木音也というオトコが好きだった。僅かな違いだが、私にとってはアイドルグループ自体、グループの全員を好きになるということは未知の領域だった。
 数日後、Amazonさんにお世話になり、「V6 live tour 2011 Sexy.Honey.Bunny!」と「SUPER  Very best」が自宅に届いた。祭りだ。私のV6への熱は加速していった。坂本昌行さんの歌声に酔いしれ、長野博さんの優しい雰囲気に天を仰ぎ、井ノ原快彦さんの笑顔に癒され、森田剛さんのカリスマ性に目を奪われ、三宅健さんの手のひらで喜んで転がされ、岡田准一さんの末っ子気質に顔を覆う毎日だった。
 そして、彼の後押しもあり、V6ファミリークラブへの入会手続を早々に済ませたのである。
 
 その後幼き頃からジャニヲタである彼の影響で着々とジャニヲタの極意を学んでいき、KATーTUNの上田竜也さん担の彼の妹さんからKATーTUNのLIVE DVDを見せてもらうなどして、他グループのお勉強もさせていただいている。
 就職活動中、面接で「イケメンが好きです」と真顔で答えてしまうほど、EXILE、ミュージカル・舞台俳優、二次元キャラクター、タカラジェンヌ、声優とカッコイイにハマって来た私が、3次元のカッコイイが詰まっているジャニーズアイドルにハマらないわけがなかったということだ。身近にジャニヲタの恋人がいたのにもかかわらず、なぜ今までこの扉をノックしなかったのか、とても悔やまれる。
 こうして3次元のアイドルという新たな扉を開け、図書館戦争出のV6岡田准一担としての素晴らしいMy lifeが始まる……わけではなく、長野博担としてV6を応援していくこととなった私の葛藤も今度書いてみたいと思う。
 
 
【追記】
 素敵なおだいを発見したので。